挿絵

イヲマルは、意地でも出てやろうと岩壁を必死に登った。

だが、苔で手足が滑り

自分の背丈ほども登らずにすぐに落ちてしまうのだった。

井戸は入口がお月様に見えるくらい深かった…。



次へ